こんにちは。たんぽぽキャットクリニックです。
今回は、当院でも扱っている「猫ちゃんのお口の健康をサポートする製品」についてご紹介します。
猫ちゃんは歯周病や口内炎などのトラブルがとても多く、3歳を過ぎると約8割の猫が歯周病を抱えているといわれています。
歯周病はお口の中だけでなく、心臓や腎臓など全身の病気の悪化要因になることもあるため、早めのケアがとても大切です。
とはいえ、理想とされる「毎日の歯みがき」ができているご家庭は少ないのが現実です。
「嫌がって歯ブラシを受け入れてくれない」「気づいたら口臭が強くなっていた」…そんなときに役立つのが、サプリメントや医薬品によるサポートです。
ここでは、当院で取り扱っている3つの製品をご紹介します。
1.プロバイオサイエンス
乳酸菌を利用した口腔ケアサプリメントです。
お口の中の善玉菌と悪玉菌のバランスを整えることで、口臭や歯周病の予防につながります。
特徴
善玉菌(S. salivarius K12やM18など)を配合
錠剤タイプでフードや飲水に混ぜられる
続けやすく、多頭飼育のご家庭でも使いやすい
使い方の工夫
フードに混ぜると自然に摂取可能
飲水に溶かして与える方法もおすすめ
水に溶かす場合は、新鮮な水を用意して毎日交換
こんな子におすすめ
- 歯みがきを嫌がる猫
- 口臭が気になるけれど、まだ大きな炎症はない猫
- 複数の猫を一緒に飼っていて、まとめてケアしたいご家庭

2.デンタルバイオ
共立製薬が提供する口腔ケアサプリメントです。
タブレット型で、善玉菌由来成分とラクトフェリンが配合され、口腔内環境の維持に役立ちます。
特徴
1日1粒のタブレットでOK
そのまま与えても、飲ませても大丈夫
風味があるため、おやつ感覚で食べる子も多い←何味だったか調べて
与えるときのコツ
おやつのように与える
食べない場合は粉にしてフードやチュールに混ぜる
毎日続けやすいのが最大のメリット
こんな子におすすめ
- 歯みがきに慣れていない若い猫
- 飼い主さんが「毎日少しずつケアしたい」と考えている場合
- 歯科処置後の維持管理

3.インターベリーα
こちらはサプリメントではなく、動物用医薬品です。
有効成分として免疫を調整するインターフェロンを含み、歯肉炎や歯周病の治療に科学的に効果が証明されています。
特徴
歯肉の炎症を直接抑える薬
歯石除去(スケーリング)後に使うと再発防止効果が期待できる
飼い主さん自身で簡単に塗布できる
使い方
歯肉に週2回塗布
5週間継続することで効果が持続
指や綿棒で優しく歯肉に塗るだけ
こんな子におすすめ
- 歯周病や歯肉炎が進行している猫
- 歯科処置をした後の再発予防
- 定期的に歯科治療を受けている猫

サプリメントは「補助」、歯科処置は「メイン」
ここで大切なのは、サプリメントや医薬品はあくまで補助的な役割ということです。
歯周病が進んでしまった場合は、歯科処置(スケーリングや抜歯)が必要です。
ただし、
- 歯みがきが難しい子
- 軽度の口臭や炎症を抑えたい子
- 歯科処置後の再発を予防したい子
には、サプリメントやインターベリーαがとても役立ちます。
当院の考え方
たんぽぽキャットクリニックでは、歯科治療と並行して、これらのサプリメントや医薬品を組み合わせながら猫ちゃんの口腔ケアを行っています。
「歯を抜くのはかわいそう」と思われる方もいらっしゃいますが、抜歯で痛みがなくなり、サプリメントで口腔環境を整えることで、食欲が戻り、性格まで穏やかになった猫ちゃんも少なくありません。
まとめ
- プロバイオサイエンス:粉末タイプで口腔内環境を整える。フード・水に混ぜやすい
- デンタルバイオ:タブレット型で簡単に続けられる。おやつ感覚で与えやすい
- インターベリーα:医薬品として効果が証明され、歯周病治療や再発防止に役立つ
猫ちゃんのお口の健康は、毎日の生活の質に直結します。
歯みがきができない場合でも、サプリメントや医薬品を取り入れることで健康を守ることができます。
当院でもこれらの製品を取り扱っていますので、気になる方はお気軽にご相談ください。





