子猫ちゃんを保護しちゃった?
道端や庭先に子猫を見つけて、周りに母猫がいないような場合、子猫はすぐに生命の危機となってしまいます。
そのような場合は子猫を保護した方がよいでしょう。近くに母猫がいないかも確認できるとよいでしょう。
母猫と子猫一緒に保護できるとベストですが、今回は子猫ちゃんのみがさまよっている場合を想定してお伝えしていきます。
保護した後、もしどうしても自分で飼うことができない場合は、市の保健所か愛護センターに連絡しましょう。そのような場合は行政からここのような民間のシェルターに声がかかることもあります。
まず最初にするべきこと
子猫ちゃんには、温かさと栄養がまず必要です。
早速保温しましょう。
フワフワのタオルと、ホッカイロか、ない場合はペットボトルにお湯を入れてタオルでくるんだものを用意しましょう。
さらに、何か食べるか確認しましょう。
子猫用のウェットフードがオススメですが、家に何もなければ、砂糖水を舐めさせましょう。
その後で病院に連れていき、健康状態を確認してもらいましょう。
保護したあなたができるチェックポイント
- 目脂があるか
- 元気・食欲があるか
- 下痢していないか
- おしっこが自分でできるか、手伝う必要があるのか(月齢的に)
- ノミがついていないか
病院で診てもらおう
- 病気があるかどうか
- 雄か雌か
- 月齢がどのくらいか
- ウイルスチェック(4カ月齢以上の場合)
- ワクチン(2カ月齢以上の場合)
- ノミダニの予防
病院に行くまでにしておくこと
保温:
子猫ちゃんは体温保持がしにくいので、まずは保温しましょう。ホッカイロや、お湯を入れたペットボトルにタオルを巻いたものを入れて、フワフワのフリースでつつんであげましょう。
食事:
歯が生えていない子猫ちゃんには猫用ミルクを、歯が生えてきている場合は子猫用のウェットフードを与えてみましょう。用意がない場合は、とりあえず、砂糖水を舌につけて舐めさせましょう。それだけでぐったりしてしまうのを防ぐことができるかもしれません。
排泄:
自分で排泄できるようになるのは歯が生えるようになった1ケ月齢以降の子猫です。500gを満たない子猫ちゃんの多くは排泄を手伝ってあげる必要があります。お尻と陰部のあたりにウェットティッシュやティッシュを濡らしたものでトントンとやさしく押し当ててみてください。おしっこやうんちが溜まっている場合は排泄を促してあげると排泄できます。
今後何が必要?
- ワクチン
- フィラリア予防
- ノミダニ予防
- 避妊・去勢手術
- 同居の猫ちゃんと一緒にしていいの?
病院を受診するまでは、感染性のある病気を持っているかわからないため、別々にしておく方がよいです。